ビルバオではホテル・カールトンに泊まりました。
クラシックで趣のある綺麗なホテルです。
5つ星にしてはお得感があるのはビルバオだからでしょうか。
ひとりで泊まるにはもったいない広い部屋。
時差ボケはしない方なのですが、昨夜は眠りが浅くて何度も目が覚めてしまいました。
朝食はAsuaberri Obrador Ensancheでずっと食べたかったパンコントマテ生ハムのせ。
トマトはジューシーで生ハムはとろっとろ。
本場のハモンセラーノはこうも違うのかと感動でした。
昼食はLa Viña del Ensancheでフォアグラ、卵、キノコ、ポテトピューレのピンチョスとチャコリ。
そしてデザートにバスクチーズケーキを食べるために散歩してお腹を空かせてから再訪。
これがキツかった…。
美味しいのですが、全体的にクリーミーでこってりしているのです。
しかもこのケーキの大きさ!
甘党の私でもさすがに全部は食べられませんでした。
胃袋と足を休ませるために、一度ホテルに帰って休憩しました。
もともと少食で、すぐにお腹がいっぱいになってしまう私。
小学生の頃はいつも給食が全部食べられなくて最後まで残され、泣きながら食べていたという苦い思い出があります。
そんな私がどうしてフードファイター達がこぞって来るような美食の街バスクへ来てしまったのでしょう?
いいんです。
来てみたかったんです。
少食なら少食なりに、ちょこちょこ食べることにしよう。
無理はしない。
そして今夜の夕食はこちら。
Gure Tokiでピーマンの素揚げと赤ワイン。
このくらいがちょうどよかった。
つけ合わせのパンは残しました。
ごめんなさい。
どのバルの店員さんも最初は話しかけづらいんだけど、「グラシアス」って言うとみんなニコッと笑って「グラシアス」と返してくれるんです。
これがたまらなくいい!
スーパーのおじさんだって、私がレジでまごまごして怒られるのかと思ったら優しく教えてくれたし(スペイン語だからなんて言ってるのかわからなかった)、本当にみんな感じがいい人ばっかりでした。
そしてもうひとつ感動したこと。
道路を清掃中の若いお兄さんが気持ちよさそうに歌を歌いながら仕事をしていました。
一瞬ディズニーランドにいるのかと錯覚したくらいです。
なんていい街なんだろう。
この街が大好きになりそうです。