raspberry369’s blog

昨日より今日がいちばんしあわせ。

帰国して

大事に持ち帰ったスペイン産オリーブオイルとリオハの赤ワインとチャコリのロゼ。

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旅行に行く前は不安なことだらけでした。

体調が悪くなったらどうしよう。

脚が痛くて歩けなくなったらどうしよう。


さらに不安がエスカレートすると、

携帯が壊れて使えなくなったらどうしよう。

スリにあって一文無しになったらどうしよう。

などなど、考えられるリスクを挙げればキリがありません。


そんなことばかり考えていたら何もできない。

最悪、死ななきゃなんとでもなる。

そう思ってえいっと飛び出したわけですが、結果的に行ってみて本当によかったです。


体調は良好で食べたいものはほとんど食べられたし、脚もまったく痛くならなかった。


特に大きなトラブルもなく、無事日本に帰ってくることができました。


旅に多少のハプニングはつきものだし、過ぎてしまえば笑い話です。


最初から最後までずっと緊張しっぱなしだったけど、ひとつひとつミッションをクリアしていく感じがゲーム感覚で楽しかったし、何より「できた!」という達成感がたまらなく嬉しかった。


シャルル・ド・ゴールから羽田までの機内では、やり切った満足感と安心感で爆睡でした。


羽田空港の到着ロビーを出ると、なぜかそこには娘達の姿が。

ちゃんと帰って来れるか心配でたまらず迎えに来たそうです。

子どもに心配される母親ってどうなんだろう…。

嬉しいサプライズでした。


帰宅したら犬達が尻尾を振って大喜び。

夫と息子も温かく迎えてくれました。

 

家の中が何も変わっていないのは、私がいない間みんなで仲良く協力し合って家事を分担していてくれたからですね。


私はなんてしあわせなんだろう。

最高のギフトを贈られた気分です。


明日からいつもの日常がはじまる。

旅は非日常だから楽しいけれど、こうして帰ってくる家があるからこそなのですね。


私ももっと今を楽しんで生きよう。

バスクの人達のように。

 

 

オンダリビア〜サンセバスティアン〜ビルバオ〜シャルル・ド・ゴール〜羽田

名残惜しい気持ちをおさえて、サンセバスティアン行きのバス停へ向かいます。

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はじめて利用したエレベーター。

パラドールは高台にあるので、重いスーツケースを持って坂道を上ったり下りたりする必要がないから便利ですね。

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定刻より少し遅れてバスが到着。

そういうこともあるかと思い、30分くらい余裕をみてスケジュールを組んでいました。


ところが、バスがなかなか出発しないのです。

10:04発予定が10:10に到着し、出発したのは10:15。

 

オンダリビアからサンセバスティアンまでの所要時間は約30分で、サンセバスティアンからビルバオ空港行きのバスは11:00に発車予定です。


ということは、予定通りサンセバスティアンに到着したとしても移動時間が15分しかありません。


海外のバスは日本と違って親切に「次は◯◯に停まります」というようなアナウンスをしないため、バス停は自分で確認して降りる必要があります。


利用したこともないバス停で降りるのはかなりハードルが高く、もし間違いでもしたら次のバスに乗り遅れること必須です。


降りるバス停を絶対に間違えてはいけない、とGoogleマップで現在地を確認しながら心臓がどきどきしていました。

 

幸い渋滞もなく、予定通り30分でサンセバスティアンに到着しました。

降りるバス停も完璧。

次のバス乗り場まで走って向かいます。


間に合った…!

私と同じビルバオ空港行きのバスに乗るらしき人達がたくさん並んでいました。

バスの下の荷物入れに自分でスーツケースを入れて、運転士にバウチャーを見せます。

何も言われなかったということは、このバスで合ってるということだよね?

前回乗るバスを間違えたトラウマから恐怖心が拭えないのです。


とりあえず乗っちゃえ。

もし間違えたとしても何とかなる。

だいぶ神経が図太くなってきた私。

 

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無事ビルバオ空港に到着しました。

荷物を預けて搭乗手続き完了。

でもこれで安心するわけにはいかなかったのです。

 

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Vueling Airlinesでシャルル・ド・ゴール空港まで1時間40分。

最初のうちは軽く睡眠をとったりして寛ぐ余裕もあったのですが…。


胸騒ぎがするのです。

さっき荷物を預けたとき、ビルバオ空港のスペイン人女性スタッフに言われた言葉を思い出したから。

そういえばあのとき「シャルル・ド・ゴール乗り換えですね」と言われたと思って「YES」と答えてしまったけれど、実は「シャルル・ド・ゴールまでですね」と言っていたのかもしれない…。


それって、荷物はシャルル・ド・ゴールまでしか行かないってことじゃない?

ちゃんと確認するべきだった。

よく考えず曖昧に「YES」と答えてしまうのは私の悪い癖です。


不安になり、荷物引換証を確認すると、やはりシャルル・ド・ゴール行きになっています。


羽田からビルバオに行ったときの荷物引換証を確認してみました。

シャルル・ド・ゴール乗り換えだったけど、やっぱりビルバオ行きって書いてある。


どうしよう。

どうすればいい⁈

とりあえず、空港に到着したら聞いてみよう。


シャルル・ド・ゴール空港のターミナル3はとても小さく閑散としていて、何人かのスタッフがいましたが、その中でも忙しくなさそうな黒人スタッフに勇気を出して声を掛けてみました。


荷物引換証と搭乗券を見せると、あなたはここで荷物を受け取る必要がある。と言われました。

嫌な予感的中です。


呆然と立ち尽くす私。

どうやって乗り継ぎをすれば…⁈

すると、ここで荷物を受け取ったらシャトルバスでターミナル2Eに行ってまた荷物を預ければよい、と言うのです。


そしてオロオロしている私に「アナタノ ニモツハ ココカラデテキマスヨ」と親切に日本語で教えてくれました。

おかげでスーツケースはすぐに見つかり、次のターミナルに向かうことができました。


さらにターミナル2Eへの移動がかなり難易度高め。

行きはクリアできたから帰りも大丈夫だろう、と考えていた私は甘かったです。


まずターミナル2に行くには今いる建物から1度出て、次の建物まで延々と外を歩く必要があります。

晴れていたからよかったものの、雨が降っていたらたまったものじゃありません。


そしてやっと次の建物に着いたと思ったら、今度はシャトルバスに乗ってターミナル2に移動し、それからEへ向かうのです。

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本当にこれで合っているのだろうかとヒヤヒヤしっぱなしでした。


なんとかJALのカウンターにたどり着き、スーツケースを預けたら、なんだか不穏な空気。

預ける荷物はこれだけですか?と。

そうです、ひとつだけですと答えると、ビルバオから羽田まで直通で預けている荷物があるはずだ、と外国人の男性スタッフが2人で首を傾げています。


日本人の女性スタッフが呼ばれてきました。

「直通だと思っていたら、シャルル・ド・ゴールで受け取ることになってしまったんです」と事情を説明すると、即座に理解してくれて事なきを得ました。


日本人スタッフがいるってありがたいなぁ。

JALにして本当によかった。

グッジョブ、私。


そもそも私がちゃんと確認もせずに返事をしてしまったことが原因なんですけどね。


もしもあのとき胸騒ぎがしなかったら。

空港で親切な黒人スタッフに勇気を出して声を掛けていなかったら。

今頃私のスーツケースは乗り換えできずにシャルル・ド・ゴール空港へぽつんと取り残されていたことでしょう。


なんだかんだ、私は悪運がつよいのだと思います。

 

 

⑦オンダリビア

バスク旅行最終日です。

6:00にカーテンを開けたらきれいな朝焼け。

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太陽が顔を出しました。

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朝のパラドール。

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オンダリビア2日目の朝は、昨日となりのテーブルで朝食をとっていたご主人の食べ方を真似てパンコントマテにしました。

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そして今回の旅行ではまだ食べていなかったトルティージャをオーダーして作ってもらいました。

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朝から快晴で気持ちがいい。

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チェックアウトのあと、 段差のある場所で重いスーツケースを引きずっていたら、ロバート・デニーロ似のダンディな男性がすっと私のスーツケースを持ち上げ、ニコッと微笑んでくれました。

パラドールの支配人でしょうか。

 

このホテルはお城を改装しているので、すべてがバリアフリーというわけではなく、階段や段差が多いです。

でもそれがまた趣きがあってよいのです。

 

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バスク旅行の締めに相応しい、素晴らしいパラドールでした。

ここに泊まって本当によかった。

 

ビルバオサンセバスティアン、オンダリビア

それぞれみんな違う魅力があってよかったけれど、私がいちばん好きになったのはオンダリビアです。

 

今まで訪れた都市で美しいと思った場所はいくつかありますが、オンダリビアは特別な感じがします。


旅行中は、日本に帰りたいと思ったことも、ひとりで淋しいと思ったこともありません。


でも、この街を離れるときは悲しくて涙があふれそうになりました。

旅をしてこんな気持ちになったのははじめてです。


また来たいな。

今度はひとりではなく、誰かと。

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⑥オンダリビア

オンダリビアではじめての朝を迎えました。

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本当にスペインにいるんだ、私。

来てみたかった場所に来ることができたんだ。

胸にじーんと込み上げてくるものがあります。

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窓ガラスに反射する太陽が神々しい。

 

さあ、朝ごはんを食べに行こう。

バスクでははじめての朝食ビュッフェです。

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私が食べたものたち。

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少食の私にはこれが限界。

たくさん食べられる人はいいなぁ。

 

今日はフランスバスクツアーです。

ロコさんにホテルの近くまで車で迎えに来てもらいました。

 

40分ほどで国境を越え、まずはバイヨンヌへ。

バイヨンヌ市庁舎。

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老舗のチョコレート屋さんDARANATZとCHOCOLATERIE CAZENA BAYONNE。

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サント・マリー教会。

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バイヨンヌの街はシックで落ち着いた色合い。

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バイヨンヌのマルシェ。

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新鮮な果物や魚介類。

商品の並べ方もおしゃれ。

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ロコさんが素敵なレストランを予約していてくれていました。

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私が頼んだのは、牛肉の煮込みとマッシュポテト。トッピングされているのは青リンゴです。

デザートはチョコレートブラウニーのムース。

 

このお店はフランス人のお友達が紹介してくださったという地元の方に人気のお店で、たしかに観光客らしい人はまったく見かけません。

こちらの住民になった気分を味わえて感激でした。

 

今日の天気予報は晴れだったのに、突然雨が降ったり止んだり忙しいお天気。

レストランに入っているときにザーッと大雨になったと思ったら、出るときにはすっきり晴れ渡っていました。

バスク地方ではよくあることなので、出掛けるときはレインコートと傘が手放せません。

 

サン・ジャン・ド・リュズに移動します。

ルイ14世とマリーテレーズが結婚式を挙げた

サン・ジャン・バティスト教会。

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威厳があってため息が出るほど美しいです。

サン・ジャン・ド・リュズの街並みと海。

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カロンで有名なMACARONS ADAM。

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そしてフランスバスクで購入したお土産。

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フランスバスクツアーとっても楽しかった!

自分ひとりの力ではここまで回ることなんてできなかったから、ロコさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ちなみに私がいうロコさんとは 、「ロコタビ」という 日本人のための個人間サービス取引プラットフォームで知り合った、オンダリビアにお住まいの日本人ガイドさんです。

 

異国の地で誰も知り合いがいない中、たったひとりで旅をすることはとても心細いものです。

そんなとき、その土地に詳しい日本人のガイドさんがいてくれたら助かります。

 

私は7泊9日の旅で3日間、同じロコさんにガイドをお願いしました。

海外で日本語を話せる相手がいたらストレスが大きく軽減されると思ったので。

 

今回お願いしたロコさんはとても気さくで話しやすく温かいお人柄で、ガイドさんというよりも歳の離れた友人のような距離感で接してくれたことが本当にありがたかった。

 

実際に現地に住んでいる人にしか聞けない話からプライベートな話まで、オープンなおしゃべりも楽しかったです。

緊張で凝り固まっていた心と体が柔らかくほぐれていくのがわかりました。

 

お昼に食べたものがまだ消化されてなくてあまりお腹が空いていなかったけど、オンダリビア最後の夜、このまま終わるわけにはいきません。

 

昨日食べそびれたMIKAを味わうために、ロコさんからも強くおすすめされたBar Gran Solへ。

MIKAの生みの親ミカエルさんはこのBar Gran Solから独立された方なので、こちらのお店でもいただくことができるのです。

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19時半のオープン直後なのに、もうすでに賑わっています。

奥のテーブル席がひとつ開いていました。

ラッキー!

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若いウェイターにチャコリとMIKAをオーダーしました。

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これがMIKA!

食べるのがもったいないくらい綺麗です。

ピンチョスの概念を覆す芸術作品ですね。

パンジーのエディブルフラワーははじめて食べました。

バゲットの上にアボカドソース、エビのフリットの上にのっているのは海藻でしょうか。

満足です。

もう悔いはありません。

 

バルからの帰り道、すぐにホテルに帰るのはもったいない気がして、あてもなくぶらぶらと街を歩きました。

もう20時を回っているのに外はまだ昼間のように明るく、子ども達や犬達が遊んでいます。

お酒を飲みながら、雑談しながら、それを温かく見守る大人達。

 

平和だなぁ。

子どもも大人も犬もみんな今を楽しんでる。

こんなにきれいな海と山と美味しいものに毎日囲まれて、しあわせじゃないわけがない。

オンダリビアに住む人達に穏やかな人が多い理由を少しだけ垣間見れたような気がしました。

 

 

 

 

 

 

⑤サンセバスティアンからオンダリビア

朝から生憎の雨でした。

チェックアウトの前にカフェへ向かいます。

初老のご夫婦が経営されている小さなお店。

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次々と途切れることなく来客があるのに、私の目をしっかりと見て「Good morning」と声を掛けてくれたマスター。

すかさずマダムが「ここに座ってね」と店の奥の方へ誘導し、スペイン語がわからないであろうと思われる私に「これでメニューが見れるわよ」とQRコードを教えてくれたのでした。

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注文したのはサーモンとアボカドとトマトのトスターダと、カフェ・コン・レチェ。

運ばれてきて、その大きさと形に驚きました。

まるでケーキみたい。

高さは7〜8cmもあります。

 

ヨーロッパの人ってパンを食べるときでもナイフとフォークを使うのですね。

慣れていないため、食べるのに苦戦しました。

 

ホテルをチェックアウトしてオンダリビア行きのバス停へ。

昨日場所を下見しておいてよかった。

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気が急いて30分前に着き、雨の中ずっと立っていたのでびしょ濡れになってしまいました。

バス停のあるギプスコア広場で羽づくろいをする白鳥たち。

シャワーを浴びてる感覚なのかな。

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今度こそ乗り間違えずにオンダリビアへ到着し、ロコさんと合流。

オンダリビアの街並みや歴史を案内してもらいました。

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歴史あるグァダルーぺ聖堂。

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展望台に向かうまでの牧歌的な風景。

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雨が上がってきました。

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お天気がよければもっと見晴らしがよかったのでしょうけれど、晴れてきたから問題なし。

 

オンダリビアの街に戻り、ロコさんとバルに行きました。

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チャコリとヒルダ。

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イカフリットとクロケッタ。

イカフリットは日本の天ぷらを思い出すお味。

やっぱりバスクは海鮮が美味しい!

 

オンダリビアツアーが終了して、これからホテルへチェックインです。

 

中世のお城を改装したというパラドール・デ・オンダリビア

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お部屋の窓から見える景色がまるで絵画みたい。

パラドールの中は博物館のようでした。

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これが夜の7時過ぎなんて信じられません。

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夕食はパラドール目の前にあるMIKA JATETXAに行きました。

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女性ひとりでも入りやすいとっても素敵なお店。

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こんなお洒落なチキンサラダははじめてです。

フレッシュな野菜にクリスピーチキン。

別添えでポーションタイプのオリーブオイルとバルサミコビネガーがついてきました。

 

ここのシェフであるミカエラさんがピンチョスコンクールで優勝したというMIKAも食べてみたかったけれど、おなかがいっぱいになってしまったので、それは明日の楽しみにとっておくことにします。

 

 

 

 

 

 

④サンセバスティアン

サンセバスティアン3日目の朝は、ホテルからほど近いフレンチレストランDélices Maiatzaへ。

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とっても雰囲気のよい素敵なお店で、奥の方へ行くとテーブル席があったので荷物を置こうとしたら若いウェイターが「英語のメニューをお待ちしますか?」と声を掛けてくれました。

セルフサービスのお店かと思ったら、テーブルでオーダーをとってくれるようです。

 

こんなちゃんとしたレストランでゆっくり座って食事をするのはひさしぶり。

バルでサクッと立ち飲みもいいけど、私は断然こちらの方が性に合ってる。

事前にGoogleでチェックしていたヴィーガントーストを注文しました。

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アボカド・フムス・マッシュルーム・チェリートマト・ピクルス・ラディッシュがのった雑穀のトーストとカフェラテ。

結構ボリュームがあって満足しました。

最近野菜不足だったから嬉しい。

 

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お店の壁に描いてあった"LET THE Good things grow(よいものを成長させよう)"という言葉。

うんうん、そうだよな。

目に映るすべてのことはメッセージ、ってユーミンが言ってたっけ。

 

今日は朝から霧雨が降っていて肌寒い。

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外の気温は13度。

ビルバオでも街のあちこちにこういう電光掲示板があって、気温と時間が交互に表示されていました。

便利ですね。

 

ホテルの裏にあるのにまだ見学していなかったサン・セバスティアン大聖堂。

威厳のある佇まいです。

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ホテルの清掃が終わる頃を見計らってホテルに戻り、昼食をどうするかガイドブックとにらめっこ。

サンセバスティアンで丸一日過ごせるのは今日が最後なので、妥協したくなかったからです。

 

そこで選ばれたのは Zazpi  STM。

なかなかこだわりのあるバルのようです。

行ってみよう!

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ここは博物館の一角にあって、レストランとバルが分かれています。

私はバルの方へ行きました。

 

お料理がくる前に立ちながらワインを飲んでいると、女性スタッフがテーブルと椅子を用意して、こちらへどうぞと席をすすめてくれました。

「13:45からお席の予約が入っているので、それまででよろしければ短いですけど、どうぞ」と。

バルなのに高級店のような対応で感激でした。

 

お料理が運ばれてきました。

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私がオーダーしたのはマッシュルームとトリュフのリゾットと、赤ワイン。

 

ひと口食べて、思わず唸りました。

これがバルで出されるピンチョスなの⁈

リゾットの上に乗っているのはフォアグラです。

お皿も素敵だし、お味も完璧。

赤ワインもいちばん安いものなのに最高に美味しかった。

これで€6.50なんて、信じられません。

感動で胸がいっぱいになりながらお店を後にしました。

 

今日の海。

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再びホテルに帰ってひと休みしたら、サンセバスティアン最後の夜に相応しいバルを決定。

 

この景色を見られるのは今日が最後なんて淋しいな。

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19:00のオープン時間を狙ってLa Viñaへ。

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すでに行列ができています。

怯むことなく列に並びました。

だって今日が最後なんだもの。

本当は並ぶのは好きじゃないんだけれど。

 

ほとんどの人はここのバスクチーズケーキが目当てのようです。

でも私の目的は違う。

もうここのチーズケーキは食べたしね。

 

私が食べたかったのは、 タコのビネグレットソース添え。

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周りの人が次々とチーズケーキを買い求める中、カウンターでひとり黙々とタコを食べる私。

シュールです。

みんなの視線を感じる。

でも気にしない。 

気になるけど気にしないフリをしました。

だって食べたかったんだから。

「グラシアス!」と挨拶して店を出たら、ミッションをクリアしてすっきりした自分がいました。

 

よし、次に行こう!

Bar Sportへ向かいます。

人がいっぱいいたけれど、店の奥の方まですべり込むことができました。

カウンターが空くまでは後ろの方でおとなしく待ちます。

少し空いてきたので、店員さんの方が私に気づいて声を掛けてくれました。

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ウニのクリームスープとチャコリ。

やっぱりコレを頼まなきゃね。

お会計のとき、日本語で話しかけてくれた店員さんに「ありがとう!」と言うと、店員さんもにっこりと嬉しそうに微笑んで「アリガトウ!」と返してくれました。

 

最後はここに来てよかった。

サンセバスティアンの人はみんな目が優しくて、笑顔が温かい。

その土地を好きになるかどうかは人次第だと思っています。

私はもちろんサンセバスティアンが大好きになりました。

 

③サンセバスティアン

今朝は5時前に目が覚めてしまい、ゆっくりシャワーを浴びて身体を温めながら今日1日何をして過ごすか考えることにしました。

 

いつもは分刻みでスケジュールを立てるのですが、今回は時間に余裕があるので行き当たりばったりの自由気ままな旅です。

 

せっかくだからと事前にミシュランのお店を予約しておくことも検討しましたが、そのときの体調次第で食べられないかもしれないと思い、どこも予約しませんでした。

 

結果的にそれが正解で、時間にしばられることなくマイペースに過ごせるのが今の私にはよかった。

暮らすように過ごす。

それが今回の旅のテーマです。

 

お気に入りのラズベリーヨーグルトを食べて出発。

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クロワッサンが美味しいというLuque - Gourmet Gozotegiaに来ました。

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パン・オ・ショコラアメリカーノ

 

お天気に恵まれ、ラ・コンチャビーチは海が透き通ってとてもきれい。

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新鮮な野菜とフルーツが売っているマルシェ。

サクランボを買いたかったけど、小心者の私はどうやって買えばいいのかわからなくて買えなかった。

 

日本でもスーパーで買うことに慣れすぎていて、個人の商店で会話しながら買い物をすることが苦手なのです。

 

何のためにバスクに来たんだっけ。

それもたった一人で。

娘から一緒に行きたいと言われたのに断った理由は、私が自立するためでもありました。

誰かと一緒だとすぐに頼ってしまうし、それだと私の旅行にならない気がして。

 

挑戦したかったんだ。

そう思い出して、ふたたびマルシェへ向かいました。

今度はオリーブの量り売りのお店。

地元の人達が列を作る人気店です。

次々と順番が回ってきて、いよいよ私の番。

エスト、エスト、ポルファボール。」

なんとか通じた、よかった。

お店のおじさんがニコニコと温かい目で見守ってくれるのがわかります。

一生懸命なのが伝わったのかな。

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真空パックになったオリーブ。

 

ミッションをクリアしたら勇気が湧いてきて、次は昼飲みにバルへ繰り出すことにしました。

 

まずはGorriti Taberna。

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このラズベリーソースのかかったボケロネスが食べてみたかったんです。

 

土曜の昼だからすっごく混んでたけど、カウンターに場所を陣取り、勇気を出して「オラ!」と店員さんに呼びかけると、ちょっと待ってね、とにっこり笑って対応してくれました。

 

調子づいて2軒目。

昨日ロコさんに連れて行ってもらったBar sportへ。

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ここは日本語メニューがあって、日本語が話せる店員さんがいるのでハードル低めなのです。

 

ここもかなりの人気店なのですごい人だったけれど、粘り強く自分の番がくるまで待ちました。

アンタッチャブルザキヤマ似の店員さんがユーモアたっぷりに日本語で話しかけてくれたので「イカ焼き!」と言ったら通じました。

有名店なのに奢ることなく、どの店員さんもとても感じのいい素敵なお店です。

 

それからロコさんに教えてもらったお土産屋さんで唐辛子のペーストを買いました。

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マダムに「東京から来たの?」と聞かれたので、東京ではないけどその近くだと答えると「東京の人はおしとやかで声が小さいけど、大阪の人は声が大きくて明るい。だからあなたは東京の人だと思った。」と言われました(意訳です)。

 

昼飲みですっかり気分がよくなってシメのジェラート

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ベンチに腰掛けて食べていたら、路上で

アコーディオンを演奏している男性がいました。

聴いたことのある曲だと思ったら、フランク・シナトラの「Mx Way」。

こんな歌詞だったのですね…。

心に染み入る歌でした。

https://youtu.be/ItFoSZCVnWk?si=D4qUp2wdXOIAEhQd