バスク旅行最終日です。
6:00にカーテンを開けたらきれいな朝焼け。
太陽が顔を出しました。
朝のパラドール。
オンダリビア2日目の朝は、昨日となりのテーブルで朝食をとっていたご主人の食べ方を真似てパンコントマテにしました。
そして今回の旅行ではまだ食べていなかったトルティージャをオーダーして作ってもらいました。
朝から快晴で気持ちがいい。
チェックアウトのあと、 段差のある場所で重いスーツケースを引きずっていたら、ロバート・デニーロ似のダンディな男性がすっと私のスーツケースを持ち上げ、ニコッと微笑んでくれました。
パラドールの支配人でしょうか。
このホテルはお城を改装しているので、すべてがバリアフリーというわけではなく、階段や段差が多いです。
でもそれがまた趣きがあってよいのです。
バスク旅行の締めに相応しい、素晴らしいパラドールでした。
ここに泊まって本当によかった。
それぞれみんな違う魅力があってよかったけれど、私がいちばん好きになったのはオンダリビアです。
今まで訪れた都市で美しいと思った場所はいくつかありますが、オンダリビアは特別な感じがします。
旅行中は、日本に帰りたいと思ったことも、ひとりで淋しいと思ったこともありません。
でも、この街を離れるときは悲しくて涙があふれそうになりました。
旅をしてこんな気持ちになったのははじめてです。
また来たいな。
今度はひとりではなく、誰かと。