はじめてパリへひとり旅をした日から7年が過ぎました。
もうひとりで海外へ行くことはないだろうな、と思っていたはずなのに、なぜか急にむくむくとまたひとり旅がしたい!という気持ちが湧き上がってきたのです。
娘たちとの旅行ももちろん楽しかったけれど、もう一度、ひとりで海外に行ってみたかった。
自分だけの力で冒険がしてみたかったのかもしれません。
死ぬまでに行きたい国。
フランス、イタリア、ギリシャは行くことができたので、次の目的地はスペイン!
だけど私はスペイン語はおろか、英語も流暢に話すことができません。
そんな50代女性がひとりでも安全に歩けるところはあるのでしょうか?
ありました!
それは、カンタブリア海に面したスペイン北部にある、フランスと接するバスクという地方です。
ここは近年「美食の街」として注目を集めていて、治安も良く、海と山に囲まれたとても素敵な場所らしいのです。
それから私の情報収集に明け暮れる日が続きました。
ガイドブックやテレビのドキュメンタリー番組、YouTubeやSNSなどで調べれば調べるほどその地域の魅力に取りつかれ、もうこれは行くしかない!というモードに。
それが今から3ヶ月前の話です。
バスク旅行まであと1週間。
旅の準備をしながら、感じたことや記録しておきたいことなど、少しずつ綴っていこうと思います。